名栗シニア自然塾の5回目「土星食を観よう」を実施しました。
1日目。はじめに、予習の意味を込めてプラネタリウムを見てもらいました。
そのあとは、クラフトづくり。今日はヒノキのキーホルダーを作りました。
次に明るいうちに、といっても少し暗くなりかけた頃、屋上へ行き、土星と月を観察しました。
併せて、双眼鏡の使い方にも慣れてもらいました。
早めの夕食を食べて、また屋上へ。もうすっかり暗くなっていました。
18時ちょうど、望遠鏡や双眼鏡で見ると、月のすぐそばに土星がありました。もう接触するくらい近くです。
「土星が月に隠れる」「あと1センチ」などと叫ぶ声が聞こえてきました。
やがて、土星は隠れてしまい、その間、金星や木星を望遠鏡で見たり、星座の案内などをしました。
18:40頃、月の光っているところから土星が出てきました。肉眼では月が明るすぎて土星は見えません。
でも、望遠鏡や双眼鏡で見ると、月のすぐそばに土星が輝き、出てきているのがわかりました。
私自身、土星食は少し難しいかなと心配でしたが、参加者の皆さんはとても喜んで見ていました。
入浴を済ませたあとは懇親会。すばらしい交流の場になったと思います。
2日目。部屋の片づけ、荷物の整理など行ったあとは朝食。
朝食を済ませた後は2回目のクラフトづくり。2日目は焼き板一輪挿しを作ってもらいました。
まずは、板を火の中に入れて焦がします。それを取り出してたわしや新聞紙で磨きます。
そこまでできたら、部屋に行って、一輪挿しを完成させます。
皆さん、自然の木の模様が浮き出た素敵な一輪挿しができました。
今回は1泊2日で土星食、2種類のクラフトづくり、懇親会と内容の多い回となりましたが、皆さん、和気あいあいと活動していました。
ありがとうございました。次回、最終回、ロウバイハイキングをお楽しみに。 byのっぽさん