天気予報では不安定と言われて少し心配でしたが講師の先生の話を聞くことを楽しみにスタートしました。
野坂地蔵尊を見学し、使われている石材や歴史について解説がありました。次に札所12番野坂寺を訪問したところでにわか雨が降り始めました。少し雨宿りをした後は新第三紀「古秩父湾体積層)を見学し、武甲山を近くに見上げながら羊山丘陵を進みました。
13万年前にできた羊山丘陵から西側に広がる父主内の街の様子やその先に見える50万年前にできた尾田蒔丘陵を望むことができました。
この時は空も晴れ渡って気持ちの良く景色を楽しみました。昼食においしいそばを味わいました。
秩父銘仙館という織物の歴史を学ぶ博物館を訪ね、秩父の織物産業の歴史などを学びました。
最後に、秩父市役所の南に広がる広場が秩父夜祭の屋台が祭りの最後に集まる場所であり儀式をとりおこなう建物について学びました。
何気なく見る景色であっても、地学的な見方、歴史をふまえて見る景色では心に深く残ることでしょう。これをきっかけに地形や歴史に興味をもっていただけたらうれしいと思います。
スタッフ(のっぽさん・まっちゃ)