七宝焼きと秩父の小昼飯「おっ切り込み」作り
3月4日(土)から5日(日)の1泊2日でいきいき体験活動事業②として、七宝焼き作りと秩父の小昼飯である「おっ切り込み」作りをしました。
1日目(4日)は14時に集合し、はじめのつどいに続いて七宝焼き作りをしました。キーホルダーやペンダントになる銅板を選び、思い思いに釉薬を乗せて窯で焼き上げます。蝶やリンゴ、円形のキーホルダーなど、綺麗に色づけられて皆さんに満足していただけたようです。素敵なお土産になったことと思います。
夕食後は屋上で天体観測。多少春霞の空ではありましたが、沈む直前の金星や月のクレーター、冬の大三角などを観察してもらいました。寒空の中でしたが、多くの方に参加していただきました。
2日目(日)は「おっ切り込み」作りです。秩父地方には昔から親しまれてきた小昼飯という料理があります。多くは繁忙期である農繁期に食べられてきました。「おっ切り込み」もその一つで、野菜などを入れただし汁の中に、打ったうどんを茹でずにそのまま入れて煮込みうどんにしたものです。山梨の「ほうとう」に似ていますが、「おっ切り込み」は醤油ベースのだし汁が主体です。
初めてうどん打ちをする方がほとんどで、試行錯誤しながら家族同士が教え合い協力し合って調理に取り組みました。出来上がった「おっ切り込み」が今日の昼食です。自分で打ったうどんの味は格別でもあり、皆さんが舌鼓を打ちながら和気あいあいとお昼をいただきました。
初めての家族同士、子ども同士が一緒に協力して一つの活動に取り組む「いきいき体験活動事業」のテーマに沿った2日間だったと思います。 by.くりちゃん