2023年、令和5年がスタートしました。自己都合で今月の星空を休んでいましたが、新年になったので再開します。またお付き合いください。
年明け早々、しぶんぎ座流星群(旧りゅう座流星群)が見られました。8月のペルセウス流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群の一つです。母天体の彗星ははっきりしていませんが、空気の澄んで冬の空に、条件が良い年ならば時間当たり20~30個の流星が見られます。ただ、今年は満月前の月明かりが邪魔をして、数は少なかったように思われます。10日くらいまでは飛ぶと思われるので、寒さ対策をして観察してみてください。
今月は日没後の東空に火星、南空に木星、西空に土星と惑星が観察しやすい時です。中旬からは土星と共に金星も宵の明星として西空に輝きますので、望遠鏡や双眼鏡をお持ちの方は木星の四大衛星、土星環、欠けた金星などを見てみるのはどうでしょうか。火星は地球から離れつつありますので小さいですが、丸く見えるのがわかると思います。
(by.くりちゃん)