はじめは昼の森たんけん。昼の森では動物のフィールドサインを探しました。
シカの糞、ムササビの巣穴、ムササビの食痕、ヤマネの巣箱などを探したり、見たりしました。
次は夕方や夜のたんけんの準備として、一人一人が持ってきたライトに赤いセロファンをはりました。
動物に出会って、動物にライトを当てるときに、動物にストレスを与えないためです。
準備ができたら、ムササビの観察です。ムササビが巣穴から出てくる様子を観察しようというわけです。
ただ、ここで参加者の皆さんにおことわりをしておきましたが、昨年までムササビがよく使っていた巣箱が壊れてしまたために、
今年はムササビが見られないかもしれません。
参加者の皆さんには、予想される時刻には、巣箱や巣穴の近くで観察してもらいましたが、やはりムササビは見られませんでした。
参加者の皆さん、ごめんなさい。 観察しているときに、シカの声だけ聞こえました。
夕食の後は夜の森たんけんです。名栗のムササビが好きなクヌギの木を中心にムササビが食べに来ていないか観察しました。
動物の気配を感じながら、暗い森の道をみんなで歩きました。
2日目は6時30分に集合してもらい、朝の森たんけんです。朝の森では、野鳥を観察しました。
シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラなどが一緒に行動する「混群」に出会いました。弱い小鳥なので、小魚のように群れになるんですね。
朝食のあとは、家族毎に、小鳥の餌台を作りました。
くぎ打ちは子どもたちが進んでやるように話したところ、みんな頑張ってくぎ打ちをしていました。
どの家族も素敵な餌台が完成しました。
昼食をとって、最後はふりかえり。子どもたち一人一人に2日間の感想を発表してもらいました。
1日目のはじめの会では、恥ずかしくて何も言えなかった子もいましたが、
ふりかえりでは全員の子がしっかりと発表してくれたのがうれしかったです。
ムササビは見られなかったけど楽しかったとみんな言っていました。 by のっぽさん