6月になります。梅雨真近ですね。
今週から6月に入ります。梅雨入りも近いですね。(ブログ作成時は5月29日です。)梅雨空は星が見えないので、天体観察するには嫌な季節です。でも、こぼしていても仕方ないので、晴れ間を探して空を見上げてください。
1年の季節を太陽の黄道を15度ずつに分けて表したものを二十四節気といいます。6月22日はこの一つである「夏至」となります。夏至の日は昼間が最も長く、夜が最も短い日となり、その時間差は4時間以上にもなります。暦の上では夏の真ん中ですが、梅雨の時期でもあるので、実際の暑さのピークは1か月くらい先となります。
また、夏至のころには太陽の高度が高くなることも暑さに関係します。日本ではこのころの太陽高度は約80度近くにもなり、まさに真上から照り付ける感じになります。梅雨の間の晴れた夜には星を眺めるのも良いと思いますが、昼間は熱中症などに気を付けてください。
6月中旬から下旬にかけては明け方の空に全惑星が大集合です。地球以外の7惑星が同時に地平線の上に並ぶということは、なかなかあることではありません。外側の2惑星、天王星と海王星は肉眼では見られませんが、他の惑星は肉眼でも見られますし、望遠鏡や双眼鏡があればよりはっきりと見ることができます。下弦以降の月も一緒に見られますので、ぜひ、この天体ショーを楽しんでみてください。