弥生3月です。まだ雪が残っているところもありますが、少しずつ暖かさが感じられるようになりました。
3月21日は「春分の日」です。6月の夏至、9月の秋分、12月の冬至と並んで季節の区切りとなる日ですが、去年は3月20日でした。これは1年が365日ピッタリではなく、少し端数があることと関係があります。
1年は365.24219日ですので、この端数が「うるう年」の1日になります。この関係で「春分の日」は年によって1日ずれることになります。くわしくは下の資料を見てください。同じように「秋分の日」も1日ずれる年があります。来年は今年と同じ9月23日ですが、再来年は9月22日になります。
さて、朝早起きをする方は、東の空に明るく輝く星が光っているのを見ているのではないでしょうか。この星は「明けの明星」金星です。その明るさは1等星の100倍以上、マイナス(-)4等級以上あります。今月9日には最大光度マイナス4.6等級となり、20日には最も太陽から離れ、その後しだいに太陽に近づきます。ひときわ明るい「明けの明星」を、ぜひ観望してみてください。 (by クリちゃん)