先週末、関東が梅雨明けしたタイミングで、『親子自由研究キャンプ』を開催しました。
宇宙・天体をテーマにこの夏の自由研究に役立てるように幅広く宇宙や天体について子ども達が
興味・関心を持てるような内容を考えて実施しました!
まずは、自己紹介やゲームなどをしてから最初のプログラムである
『泥だんごで星座作り』を行いました。
夏の大三角について簡単に説明し、星の明るさや色の違いがひと目で分かる
はくちょう座を泥だんごを使って作りました。
泥だんごを乾燥させている間に、名栗げんきプラザのプラネタリウムで星のお勉強♪
夏の星座の解説を中心に太陽系の惑星の話を職員の生声解説で楽しんでもらいました。
乾燥した泥だんごに色付けをして、各自がはくちょう座の形に仕上げていました。
ご飯を食べて、お風呂に交代で入っている間には、『自分達で作る星座早見盤作り』や
用意した天体・宇宙に関する本で自分の興味のあることを調べてもらいながら
時間を過ごしました。
1日目のメインとなる天体観察では、梅雨明けして雲ひとつない最高の夜空を教材に
夏の星座や月、木星、土星、さらにはISS(国際宇宙ステーション)や流れ星まで
観ることができました。
2日目には、宇宙に関するクイズでウォーミングアップ!
それから、今ではあまり見かけなくなったフィルムケースを使って、ロケット作り。
実際に発射実験も行いました。
その後は太陽の観察。太陽を直接観ることのできる望遠鏡を使った観察や
太陽黒点の観察を行ったのですが、バッチリ黒点を観ることができました。
お昼ご飯は流しそうめん!
子ども達は我先にと流れてくるそうめんを追いかけていました。
午後は昨夜使った望遠鏡の種類や仕組みについて学びました。
ちょっと難しい電波望遠鏡の仕組みや見えない光(紫外線や赤外線)がどんなものかも
少しだけ体験を交えながら勉強しました。
最後には、2日間通じて子ども達が夏休みに調べてみたいと思ったことを発表してもらいました。
ほとんど同じものはなく、それぞれがいろいろなことに興味を持ってくれたのだと感動しました。
今回のキャンプでは、実際に様々な体験することで、子ども達の興味・関心が深まり、
心に残る経験になったのではないかと感じました。
星好きの皆さんにお知らせです。
冬には観察や天体写真の撮影をメインにした星空キャンプの実施を予定しています。
8月末には募集開始できるように準備を進めていますので、今しばらくお待ちください。
記:畠山ざおう