あいにくの雨模様の中、“有間渓谷観光つり場”に集合をして、今回の親子釣り教室がスタートです。
みんな雨具を着たら、さっそく仕掛けを竿に取り付け釣り開始!
雨の中ですが、ニジマスたちはとっても元気がよくすぐに釣れはじめました♪
午前中の間にそれぞれの家族が10匹近い魚を釣り上げていました!
今回の釣り教室は釣り上げてからが本番、釣った魚はその場でさばいて塩をよくもみこんでおきます。
こうして釣り場で下ごしらえをしたら、名栗げんきプラザへ移動!
名栗に着いてからは、燻製のお試しということでチーズ・ナッツ・ソーセージを使った段ボール燻製に挑戦しました。
使う物は専用のスモークウッドとどこにでもある段ボールと金網というお手軽さです。
この時に作った燻製は夜の懇親会でおつまみとなりました♪
段ボール燻製をしている間に、本命のお魚は水で洗って“塩抜き”をしました。
その後、ヒモを通してぶら下げて乾燥させます。雨が降っていたので、今回は室内で扇風機をあてながら乾燥させました。
この後はひたすら魚が乾燥するのを待つばかり!
夜の懇親会で一部のお魚はそのまま焼いて食べてみました。
新鮮なお魚を塩焼きにした時よりも、味が染みこんでいてとてもおいしくなっていました!
懇親会では、スモークチーズやナッツなど自分たちで作ったおかずも食べて、飲んで楽しく交流することができました。
翌朝すっかり雨もあがり、気持ちのいい朝でした。そこで近くの横瀬川まで朝のお散歩。
赤く熟したヤマボウシの実をかじってみたり、冷たい川の水で顔を洗ったりと、朝のリフレッシュができました。
二日目のメインはお魚の燻製作り、一晩かけて乾燥させたニジマスをいよいよ燻製にします。
専用の容器に入れて、弱火で約1時間じっくり燻し続けます。
その間子どもたちは、近くの沢で遊んだり名栗の探検へ行ったり、プラネタリウムを見たりと思い思いに楽しんでいました。
懇親会があったためか、大人同士もすっかり仲良くなっていたのが印象的でした。
さて、たっぷり時間をかけて燻製をしたお魚は。。。
すっかり飴色になり、燻された独特の匂いがつきました♪
すぐに食べるのではなく、少し休ませてから美味しくいただきました。
独特の香りがついてとってもおいしい!ニジマスと言えば塩焼きという人にとってはとても新鮮な味でした。
今回の釣り教室では、ただお魚を釣るだけではなくその後に美味しくいただく“燻製”作りを学びました。
釣った魚を食べるところまで釣りの楽しみの一つ、その中で料理のバリエーションが増えると更に楽しむことができます。
燻製という手法も奥が深いので、今回の釣り教室でその第一歩を踏み出したみなさんには、この世界をもっともっと楽しんでほしいなと思います。
(なおき)