名栗げんきプラザの活動を家族単位で体験することができる
親子お泊まりプランの第1回目は、星空観察とたき火クッキングでした。
まずは集まって自己紹介や施設の案内を終えた後、食堂で晩ごはんを食べ、星が出るのを待ちました。
しかし、夕方ごろは青空がのぞいていたので見れるかと思いきや、観察の時間には厚い雲が。
こればかりはどうしても天気次第です。
屋内で望遠鏡を使ってみる体験やプラネタリウムの特別投影をして、
合間にはクラフト作りなどもしつつ夜を過ごしました。
そして最後のチャンスと翌朝5時に、星が見たいと希望する人だけを対象に
沈みかけた月と「明けの明星」と呼ばれる金星の観察を行いました。
今度は雲の間から月をクレーターまでしっかりと見ることができ、
空が明るくなり始めたころには、朝もやの中で明るく光る金星を見つけることもできました。
朝ごはんを食べた後は使った宿泊室をしっかりとお掃除して、
たき火クッキングにむけた枝拾いを行いました。
土曜の朝まで降っていた雨のせいで濡れている木が多かったのですが、
森の散策をしながらみなさんそれぞれ使えそうな枝や杉の葉を集めてきました。
そしてお昼ごはんはたき火クッキング。
メニューはアルミホイルを使った焼いもとホイル焼き、
そしてご飯をつぶをつぶし竹に押し付けてから焼く五平餅づくりも行いました。
火がうまくつかなかったり、なかなかイモに火が通らなかったり、
五平餅が竹からはがれてしまう家族があったり。
それもまたアウトドアの醍醐味です。
ガスや電気を使う料理とは違う「手間ひま」を体験していただけたのではないかと思います。
そして最後の振り返りでは、たき火料理のできあがりを待つ間に
隣の沢でサワガニさがしをしたことが一番楽しかったと答えた子もいました。
思わぬところでプログラム以外の楽しさを見つけるのも自然体験ならではです。
いろいろな思い出をおみやげに持って帰っていただけたらと思います。
親子お泊りプランは、1月のもちつき&星空観察と3月のそばうち&星空観察もまだ受付を行っています。
(まきまき)