5月から始まった寺坂棚田de米作り、4回目はいよいよ「稲刈り」!!
田んぼですくすく大きくなった稲をみんなの力で刈り取ります!
夏の終わりごろから台風が何個もやってきたり、ずーっと雨が続いていたため水を抜いたはずの田んぼはまだ濡れてグショグショ!
しかし、この日は何日ぶりだろう?というとってもいい天気!久しぶりに棚田へ太陽の光が差し込みました。
田んぼの稲はぐんぐんと生長して、黄金色の穂をつけていましたはたして今年の収量はどれくらいでしょう?
田んぼは一面黄金色!畦のヒガンバナの赤とあいまってとてもきれいでした♪
ノコギリのようになった鎌を使い、ザクザクと音をたてて稲を刈り取り!
田んぼはとーっても広いけど、みんなすぐに鎌の使い方をマスターしてどんどん進んでいきます!
だいぶ畦から遠いところを刈り取る時には、冬遊びの「そり」が大活躍。
ぬかるんだ田んぼの上もらくらく稲を運ぶことができます♪
刈り取ったあとの稲は少し束ねて紐で結んで大きな塊にしていきます。
稲を刈る人、刈り取った後の稲を運ぶ人、稲を紐で結ぶ人とみんなで協力をしながら稲刈りを進めます。
まとめた稲は竹で作った“はさ”に干して今日の作業は終了!この後は太陽と風の力で稲とお米を乾かします。
刈り取る前の稲にはイナゴやカマキリなどの虫もたくさん住んでいて、みんな稲刈りを頑張りながら時々現れる虫たちに大喜びでした!
人間以外にも田んぼや稲にはいろいろな生き物たちの暮らしを支えています。
次回の活動は乾燥した稲から「米」と「ワラ」をわけるための「脱穀」です!
昔ながらの方法と、現在行われている機械を使った方法の両方を体験します。さらにとれたワラを使って簡単なワラ細工も行いますよ。
(なおき)