寺坂棚田de米作り早くも第3回!
今回は稲にできた大事な大事なお米を鳥や獣から守ってくれる「かかし」を作ります。
8月ももうすぐ終わり、寺坂棚田では5月に植えた苗が大きく育ち穂をつけています。
穂の中にはこれから大きくなるお米の赤ちゃんが、強い日差しを受けてぐんぐん成長しているところです。
そんな稲の穂は人間だけではなくいろいろな生き物たちの狙う食べもの!特に町でよく見かけるスズメは集団でお米を食べちゃうやっかいな奴なんとかしないと、お米をとる前に全部食べられてしまいます!
今回の活動では人が居ない間お米や田んぼを守ってくる、「かかし」を作りました
まずは、かかし作りのグループ同士で自己紹介、今回は2家族で1体を作ります。
かかしの骨になる「竹」を切り出し、新聞紙を使って顔や胴体を作っていきます。
みんなで協力しながら、かかしを作っていきます。
いろんな衣装を着せたり、可愛い顔を描いたり、こうしたらいいんじゃない?とみんなで相談しながら、かかしの姿がどんどん出来上がってきます。
小さな子から大人までみんな一生懸命かかしに命を吹き込んでいきます。
そして、ついに6体のかかしが完成!
「ハワイ君」 「でひ」 「海賊よっぱらい」
「米海賊米PIECE」 「イチロー」 「のぶなが」
それぞれ製作者から名前と特徴の紹介をしてもらいお披露目!
これから10月の脱穀が終わるまでの間、この6体のかかしが大事な田んぼとお米を守ってくれます。
今年の実りはいったいどれくらいでしょう?9月の活動はいよいよ「稲刈り」です。
(なおき)