4日目からはげんきプラザを飛び出し大鳩園キャンプ場へ！
長期キャンプの子どもたちが名栗げんきプラザの麓にある、大鳩園から戻ってきました。
6日目までの大冒険の様子をお伝えします。
4日目（17日）は移動日です。
今回のキャンプ初めての食堂での朝食を食べて、3日間過ごしてきたバンガローの片付け。
3日間でごちゃごちゃになったお部屋を綺麗にします。
そして寝袋と自分の荷物を持ち、いよいよ名栗げんきプラザを移動して、これから宿泊する「大鳩園」を目指します。
大鳩園の中には綺麗な川が流れているので、思いっきり川遊び♪
堰から勢いよく落ちて来る水にうたれたり、少し深くなっている淵に飛び込んだり、川の流れを変えてみたり、魚を捕まえたり、それぞれが思い思いに川を楽しんでいる様子でした。
冷たく住んだきれいな川の水はとても気持ちいいので、子どもたちも飽きることなくいつまでも遊んでいました。
夜には翌日に控えた山登りに向けて作戦会議、地図を見て自分達が通る道を確認しました。
どんな山登りになるのかドキドキワクワクしながら眠りにつきました。
5日目（18日）はいよいよ山登りの日！
今回の長期キャンプの中で一番のチャレンジ、大人でもなかなか大変なコースです。「蕨山」に登り尾根筋を歩いて「さわらびの湯」という温泉を目指します。
朝食でたっぷりエネルギー補給をしたら、いよいよ蕨山に向けて出発！
しばらくは舗装路を歩き、登山道の入り口のある林道の奥を目指します。
登山道に入ってからは、急な登り坂がずーっと続きます！
そんな登りもなんのその！2日目に伊豆ヶ岳を登って鍛えられたのでグイグイ登って行きます！
ずーっと登り続けていると、杉林も終わりに近づき、林の中も少しだけ明るくなってきました。
最後の少し開けた場所で休憩、塩アメなどをなめてエネルギーを補給！
杉林を抜けて尾根に出てからも、時折急な斜面が出て来てそれを一つ一つ乗り越えていきます。
気が付くとキャンプ場から見上げていた雲の中に入ってしまい、周りは全部真っ白！と幻想的な景色になりました。
ただでさえ大変な道ですが、その後雨が降り出し、よりみんなを苦しめます。
みんな雨具を着て、滑らないように細心の注意をして進んでいきます。
何度も登り下りを繰り返し、普段より一層滑りやすくなった山道を予定よりも多く時間をかけ、やっとの思いで山頂にたどりつきました！
「蕨山にのぼったぞ～」
今回の山登りは山頂についたら終わりではありません。山頂から続く尾根を下り、温泉を目指します。
尾根は歩きやすい場所が多いものの、時折急な下り坂にてこずりながらも確実に一歩一歩目的地に近づいていきます。
霧深い森の中をがんばって歩き続けてとうとう。。。
予定時間を過ぎてしまいましたが、何とか目的地である「さわらびの湯」に辿り着きました！
「歩き切ったぞ～～」
32名の子どもたちは全員が無事に山を歩き切り、温泉に入ることができました。
途中弱音を吐くことはあっても、誰一人諦めず時には仲間の力に助けられながらこの距離を歩きました。
自分の力を信じて歩き切る、そのことに成功したみんなは今までよりも一回りも二回りもたくましく成長したように感じました。このチャレンジを乗り越えたみんななら、これから先にどんなことがあっても乗り越えられることでしょう！
疲れた体を温泉で休ませ、晩御飯を食べてこの日はすぐにぐっすり眠りました。
6日目（19日）げんきプラザへ戻る日
昨日のチャレンジを終えてみんな疲れているかな？と思いきや朝からとても元気いっぱい！
この日は2泊した大鳩園を離れて、げんきプラザまで戻る移動日、まずは自分達が使ったバンガローの片付けと、キャンプの道具類や自分の荷物の片付けをして残った時間を使い、キャンプ場周辺でみんなで遊びました。
お昼ごはんを食べ終わったらいよいよ大鳩園を出発してげんきプラザに戻ります。
げんきプラザに到着！今日からはキャンプ場ではなく、本館の畳の部屋に泊まります。
いよいよこの仲間たちと過ごす最後の夜、最後の思い出にキャンプファイアで思いっきり楽しみました♪
長いようであっという間に過ぎていく1週間という期間、いよいよ長期キャンプもあと1日となりました。
この仲間たちで会えるのはこれで最後、だからその残りの1日を思いっきり楽しみたい！
炎と一緒に思いっきり燃え上がった後、静かに燃える火は静かに眺めてこの一週間のことに思いを馳せました。
泣いても笑ってもキャンプは残り1日、宣言通り残りの時間を仲間たちと過ごす最高の時間にしてほしいと思っています。
（なおき）
