寺坂棚田de米作り第5回目の活動は「脱穀」
先月刈り取った稲をみんなで食べる「お米」にします!
前回の稲刈りから約3週間、その間太陽の光と棚田に吹く秋の風を受け「はさ」に干した稲はカラカラに乾燥しました。
今回の活動では、稲についている「お米」と「わら」を分ける脱穀を行いました。
みんなで干した稲を運び、脱穀機という機会を使って作業を進めます。
今回使うのはこちら!
昔ながらの足踏み式脱穀機です!最新式だけど製造は大正と書いてあります!
ペダルを踏むと「ぎゅーんぎゅーん」と気持ちのいい音がしてきます。
回転した脱穀機にあてると「ばちばち!」とさらに気持ちのいい音が♪
他にも牛乳パックを使った脱穀にもチャレンジ!少しずつだけど、お米がちらばらないで牛乳パックの中に貯まるのでいい感じです。
昔ながらの手作業での脱穀をした後は、現在の農具の登場!
その名も「ハーベスター」!とっても強そうです。
ハーベスターがモリモリ働いてくれて、残った稲もあっという間に脱穀できました!
昔の人の脱穀作業がどれだけ大変だったか?と今の農家を助けてくれている機械どちらも体験することができました。
脱穀した後残る「わら」
昔からいろいろな道具の材料に活用されてきました。たくさん出てきた「わら」このまま捨ててしまうのはもったいない!なので、これからクリスマスやお正月に使えるリースをみんなで作ってみました。
子どもたちより大人が熱中していて、なんだか楽しそう!?
飾りもつけてできあがりー
昔の人はこの「わら」を使って身の回りの物を作ってきました。田んぼでとれた物を余すことなく利用して、稲の恵みを享受してきました。
それを今回はほんの少しだけ体験しました、残ったわらは後日細かくして栄養として田んぼに返します。
いよいよ「米作り」の作業は今回で最後。
次回はみんなで作ったお米を美味しくいただく収穫祭です!
今年のお米はどんな味かな?お楽しみにー♪
(なおき)