名栗の大雪日記

今回の大雪で、名栗げんきプラザまでの県道も約１メートル以上の雪に埋もれてしまいました。
大雪から4日目の2月19日、ようやく出勤がかないました。

ただし、県道は車では到底登れない積雪量だったため、
職員は「かんじき」や「スノーシュー」をはいて、雪の積もった車道を歩いて出勤しました。

おそらく名栗げんきプラザが開所して３０年の歴史上、初の「かんじき出勤」だったと思われます。

はじめての経験に少しワクワクしながら、１時間ほどの「雪中行軍」の末、やっとげんきプラザへ到着。

所内はすっかり雪の中に埋まり、テントサイトがつぶれていたり、炊事場の屋根が崩壊していたりと、
何かと大変な状況でした。

そしてなんと、お水も来ない！名栗げんきプラザの水道から出る水は、川から引いてきたお水です。
山の上流にある水源地が雪で埋もれていて水が来なくなっていました。
数日間、復旧作業に励みましたが、雪の量が多すぎて人力ではしばらく時間がかかりそうです。

「かんじき出勤」が続くこと4日間・・・。
職員の足腰はくたくたになりましたが、これも貴重な体験ですね。

所内につもりにつもった雪も処理しなくてはいけません。
近隣の業者さんに重機を入れてもらい、広い道は除雪していただきましたが、
重機の入れない細かい箇所は人力での除雪です。
「かまくらや雪像が作り放題だね～」と言いながら、誰一人作ろうとしません（笑）。

今日は、飯能市から給水車にお水の給水に来ていただきました。
ありがたいかぎりです。

給水車にレア夢馬（むーま）くん発見！
夢馬くんは、飯能市のゆるキャラです。何だか神々しく見えました。

通路の確保や水の確保などなどサバイバルの要素が大きくなってきましたが、
名栗げんきプラザは今日も前向きに生きています。

受け入れ体制が整うまではご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください。