アリコの手に乗っかった、クロマルハナバチ。
ツツジの回りでウロウロしていたのを捕獲しました。
後ろ足には花粉がだまだまになったものがくっついていて、背中は毛むくじゃら。
全体的にコロコロしていて、もっさい雰囲気のハチさんです。
性格もと~ってもおっとりしていて、獰猛でシャープなスズメバチと同じハチとは思えない・・・。
しばらく手に乗っけて観察していましたが、ウロウロした挙句、固まってしまいました(逃げなくていいのか!)。
動物が攻撃してくる時、そこにはちゃんとした理由があります。
大半は、自分の身に危険が迫っている時や家族を守る時。
▲スズメバチにそっくりなカミキリムシ。みんなスズメバチだと勘違いして襲わない。
動物達は長い年月をかけて、自分の身を守る武器を進化させてきました。
鋭い針や牙、相手を弱らせる毒や、くっさい臭い、早い逃げ足、カモフラージュなどなど。
逆に、危険がなければ、あえてその武器を使おうとはしないわけです。
こちらがむやみに怖がらず、相手にも怖がらせなければ、仲良く暮らせるのにな。
by アリコ