秋の名栗で、カヌーと渓流釣りの大人向けアウトドア講習会を実施しました。
天気は朝から曇り空。少し肌寒いですが、体を動かすアウトドアには絶好のコンディションです。
県内外から15人の参加者が集い、まずは有間渓谷観光釣り場で渓流釣りにチャレンジしました。
最初の30分こそ、あちこちで「釣れた!」という歓声が聞こえましたが、あとは忍耐の時間。水温が下がった影響か、魚との駆け引きの時間が続きました。しかし、これぞ釣りの醍醐味。みなさん真剣な表情で竿を傾けていましたよ。
釣った魚はナイフでさばき、串に刺して塩焼きにしました。初めてさばいたという参加者もいるなか、みんなで命を美味しく頂きました。
午後は名栗湖の名栗カヌー工房で木製カナディアンカヌー体験。代表理事の山田さんのお話を聞き、手作りカヌーに興味がわいた参加者も多かったと思います。
こぎ方のレクチャーを受け、まずはタンデム(二人乗り)で湖面にこぎ出します。最初はなかなかうまく進みませんでしたが、次第に二人の息が合い、思うように進むようになると、湖面を滑る気持ちよさを感じることができます。
最後にソロ(一人乗り)にチャレンジし、その難しさとうまくいったときの爽快感を味わっていただきました。
今回は入門ということで、ふたつの活動に取り組みましたが、その楽しさや奥の深さに触れ、今後さらなるスキルアップにつなげていただければ幸いです。
また、普段の忙しさを忘れ、釣りやカヌーに集中する皆さんの顔はとても生き生きとしていました。参加された皆さんからも、「もっとこういう機会を増やしてほしい」というご意見をいただきましたので、今後も様々な体験の機会を提供していきたいと思います。
ご参加された皆様、ありがとうございました☆
鈴木宏紀(うーたん)