名栗の森の春をご紹介します。まだまだ花も咲かず、木の葉も萌え出ずですが、たくさんの春の気配がしてきましたよ。
雪解けと春の雨でしっとりした地面から、草の若芽が出ていました。新しい緑がとてもきれいです。
散策路には鹿の足跡がありました。湿った土にひづめの跡がくっきり残っています。足跡を追いかけてみたところ、どうやらプラザの玄関をくぐって中庭を横切って行ったみたいです。
散策路わきのリョウブの木が、樹皮を食べられていました。鹿たちのエサになる木の葉や草が生えてくるのはもう少し暖かくなってからですね。
木の梢からは、シジュウカラの「チツピーチツピーチツピー」というさえずりが森に響いてきました。春は小鳥たちにとって恋の季節です。木に葉が茂る前の春は、小鳥たちを探すのにもよい季節です。
ようやく寒さが緩んできました。名栗の森に春の気配を探しに来てみませんか。
松田(にいやん)