田んぼの答え合わせ

横瀬の寺坂棚田で実施している年間コース「棚田で米づくり体験教室」。

15日(土)に第5回「脱穀&もみすり体験」を予定していましたが、金曜・土曜と天気が悪いため、急きょ本日作業を行いました。

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すっかり乾燥して茶色になった稲わらともみ。

 

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まずは脱穀機で稲わらからもみを外します。

 

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続いて、もみすり機でもみがらを外します。

 

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もみがらを取り除いた米が「玄米」。精米すれば、白いお米になります。ただし、精米すると鮮度が落ちやすくなるため、保存するにはもみまたは玄米の状態が適しています。

 

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収穫したお米は玄米で約60kgありました。1年目の今年は、まずちゃんと米ができたことに喜んでいます。

ただ、隣の講師の方の田んぼでは、同じ面積で150kgもの玄米を収穫しており、その差はなんと2.5倍。課題もまた明らかになりました。

脱穀&もみすりは、いわば「田んぼの答え合わせ」。嬉しい半面、課題もまた見えてきます。

これが田んぼの面白さなんだなと、来年への想いを強くしました。

名栗げんきプラザ初の年間コース事業としてスタートした「棚田で米づくり体験教室」。

次回はいよいよ最終回、「田んぼで収穫祭」(11/12)です。講師や参加者の皆さんと一緒に、収穫の喜びと、次年度への想いを共有したいと考えています。

鈴木宏紀(うーたん)

2021年11月

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