紅葉が美しい名栗にて、学校長期自然体験活動指導者研修会を実施しました。(共催:NPO法人自然体験活動推進協議会、NPO法人国際自然大学校)
参加者は年齢も立場も異なる19名。3日間かけて、学校と連携して長期自然体験活動を運営するためのノウハウを学びました。
地域の森林ボランティアグループ「かろりん会」の皆さんの指導で、間伐体験に出発!
指導員に手ほどきを受けながら、のこぎりでヒノキの木を切ります。直に伝わってくる木の感触と、ヒノキの匂いに心が動かされます。
混み合った林では、切った木は簡単には倒れません。そんな時は全員で力を合わせて引き倒します。
終了後は実体験を基に危険要素の洗い出しと、対策案の作成を行いました。
神奈川県の現役教員、板倉先生による実験器材を用いた理科授業の実演。みんな食い入るように実験の一部始終を見つめていました。
紅葉をバックに、自然体験プログラム「プロジェクトワイルド」の体験。大人が真剣に走り、獲物をとらえます。
「冒険教育プログラム」では、楽しみながらグループみんなで協力して様々な課題に取り組みました。全員がプロセスに関わることで、大きな達成感が得られます。
講師の佐藤ばるさん(NPO法人国際自然大学校事務局長)による安全管理やプログラム企画立案についての講義の様子。体験の後だけに、全員真剣に聞き入っていました。
ちょっと詰め込みすぎかな?と心配になるほど中身の濃い3日間でしたが、参加者の意欲も高く、とても充実した研修会になりました。
しかし、実際に学校と連携して事業を運営するためには、より幅広い視野と専門的な技術、そしてなにより指導の経験が必要になります。
参加した皆さんが、この研修会をキッカケにさらに学びを深め、同じ志を持つ仲間として活動に参加してくれることを願っています。
参加してくださった皆さん、お手伝いいただいた講師の皆さん、本当にありがとうございました。
鈴木宏紀(うーたん)