9月29日にげんきハイクング③武甲山へ出かけてきました。
前日までの雨で心配しましたが、当日は本当にさわやかな秋晴れとなりました。
集合場所の道の駅から見上げた空は、真っ青でしたね!
今回は第1回げんきハイク(日向山)から遠くに眺めた、奥武蔵の雄、武甲山を目指しました。
横瀬駅から歩くと6時間20分ほどのコースですが、所のバスで一の鳥居まで入りました。
一の鳥居への山道が大分荒れていて、途中でバスが動かなくなってしまいそうな
場面もありましたが、無事一の鳥居へ到着することができました。
一の鳥居から山頂の御嶽神社までは道沿いに「丁目石」が置かれています。
山頂の五十二丁目を目指して、壱丁目から出発です。
この丁目石が結構山登りの励みになりました。
登り道では、木々の中を清々しい風が吹き渡り、本当に気持ち良かったです。
十八丁目の不動滝で小休止。
涼しげな滝の音が汗ばんだから体に心地よく響きました。
小さな祠に手を合わせつり橋を渡って不動滝を出発し、しばらく登ると標高1000mにある大杉の広場にひょっこり出ました。
ここは山頂までのちょうど中間点です。
神々しい程大きなスギの木が広場の真ん中にドーンと鎮座していました。
見ようによっては枝の張り方がまるで千手観音のようです。
休憩時間には、前日に作ったバナナケーキとパンプキンケーキを召し上がっていただきました。
素人の手作りでしたが「美味しい!」という声をいただき嬉しい限りです。
大杉の広場を出て分岐点で一般コースをとり、山頂の御嶽神社に到着。
普通の狛犬に比べやせていて、あばら骨や背骨が浮き出て見える狛オオカミ(?)
に出迎えられました。
神社の裏手に回った所にある第1展望台からは、秩父の町並みが一望でき、
遠くの山並みも見ることができました。
山頂の御嶽神社でお弁当を食べ、いざ下山。
登りのほとんどはスギやヒノキの植林地帯でしたが、
下りは美しいカラマツの林の中を歩きました。
途中昨年登った大持山へ分岐もありました。
ところどころで展望を楽しみながら急な下りを下りていくと、長者屋敷の頭へ到着。
歩いてすぐの水場でのどを潤しました。
さらに急坂を下っていくと、茂みの所からリスが顔を出し、すぐ目の前の木を登っていきました。
突然の出会いにお互い驚いてしまいました。
ジグザグの急斜面を下りきり、大小の滝と清流が美しい橋立川で休憩し、
川沿いの林道を橋立鍾乳洞へ向かいました。
鍾乳洞ではアイスクリームを堪能。
電車の時間が迫っていたので、食べ歩きで浦山口駅へ向かいました。
前日が雨予報だったので、実施に不安を感じてましたが、
見事な秋晴れの下全員で歩くことができました。
次回は12月1日(水)高幡不動~関八州見晴らし台へ行きます。
お時間あるかたはどうぞご参加ください!
お待ちしております。
<今回会えたお花>
カメバヒキオコシ(シソ科):薄紫の花。カメの甲羅からでしっぽが出たような形の葉が印象的でした。
クサボタン(キンコポゲ科)ヤマハッカ(シソ科)ホソエノアザミ(キク科)シロヨメナ(キク科)セキヤノアキチョウジ(シソ科):薄紫の花。
ヤマトリカブト(キンポウゲ科):紫の花。花の形が舞楽でかぶる鳥兜に似ている。
アキノキリンソウ(キク科):黄色い花が可憐でした。
関谷 由紀子(じょんのび)